2008年11月23日

NetBSD 4.0.1 のインストール

先日のLinuxのインストールに続いて、今度はNetBSDをインストールする。

NetBSDのサイトから、i386用のインストールCDイメージを取得してきてCD-Rに準備。
このインストーラから起動して、インストールを行う。

基本的にはインストーラに従ってインストールすれば良いが、注意点を以下に記載しておく。
  • HDDのディスクジオメトリの設定 : Linuxのインストール時には、C/H/S = 155061/16/63 として認識されていたが、NetBSDでは、C/H/S = ??/240/63として認識される。このままインストールすると、NetBSDのインストーラがMBRエントリを書き換えてしまうので、ジオメトリをLinuxインストール時と同じに設定すること。
  • MBRを消さない : インストール中に"MBRのエディット" or "ディスク全体を使用する"の選択を聞かれるが、間違ってもディスク全体は使用しないこと。(インストールしたLinuxが上書きされてしまうため)
  • bootcodeは書き込まない。Linuxインストール時にインストールしたGRUBをブートローダとして使用するため、NetBSDインストーラに含まれるブートローダはインストールしないようにする。
続いて、GRUBの設定ファイルにNetBSD用のエントリを追加する。
追加するエントリは以下の通り

#
# NetBSD
#
title NetBSD 4.0.1
root (hd0,4,a)
kernel /netbsd
boot

(hd0,4,a)の意味だが、"hd0"は最初のディスクをあらわしている。"4"パーティション構成で決めた通りパーティション4(0から始まる番号)にNetBSDをインストールしたので、このパーティションが選ばれるようにするため。"a"はNetBSDのdisklabelの『a』をあらわす。
これで、GRUBのメニューからNetBSDが起動できるようになった!

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